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大義 [日記]

研修医時代の同期で長らく連絡が取れなかった友だちを思わぬ所で発見した.
彼は国境なき医師団に所属し現在被災地で活動中だという.
それを新聞報道で知ったのだった.

「困っている人がいたら助けに行くのが俺の仕事だから」
昔のストレート真っ向勝負しかできない不器用な彼しか知らない僕には,
やつの声が聞こえてきた気がした.
そんな友が頼もしくもあり,羨ましくもある.

被災地で働く医師からは想像を超える惨状が聞こえてくる.
助けたくても薬がない.
酸素もない.
検査もできない.
手術も出来ない.
待合室は行き場のないけが人の避難所となっているが,入院患者さんの食事すらままならない中では食事の配給も出来ず人心は荒み始めていると.
そんな彼が久々に家に帰るとその周囲では回収されない遺体がそこかしこにいると言う.
過酷な環境で心を失わずに戦う彼らには頭が下がる.

関東で働く先輩からは悲鳴にも似たメールが届いた.
被災地から重症患者を引き受けて治療にあたっているが,計画停電は施設に関係なく実施されギリギリの状態で仕事を続けていると言う.

そんな中,プロ野球をナイターで開催するという.
巨人の清武代表曰く
「野球選手は野球が仕事だから」

ごもっとも.
ならば,昼間に多摩川河川敷で開催しなさい.

想像してみれば.
もし,僕らが被災者で.
札幌ドームや厚別が使えず.
コンサドーレが豊平側の河川敷で試合をするならば.
観に行くだろう.
勇気をもらえるかも知れない.

皆が節電に協力し不便の中で思いを深くする中で,
ナイターをやろうと言うのならば,
そんな野球は二度と見たくないし,観に行くヤツも軽蔑する.
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